ものかき雑兵日記

アマチュアでライトノベルを書いたりしている、へぼい物書きのブログです。当ブログでは小説に関する話題や、AC(アーマードコア)に関する話題などを掲載しております。

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(自分なりの)面白い話の書き方 4.「人間ドラマ」を効果的に描くために~お話の組み立て方

「人間ドラマ」を効果的に描くために~お話の組み立て方

 以上、「人間」というものをいかに描写するべきか、私の持論を書きました。

 しかし、ですね、この「人間ドラマ」というのもですね、話の筋の組み立て方がマズイと、途端に陳腐なものになります。


 どんな話の組み立て方がマズイのかというと、「先の展開が読めてしまう」話です。


 なぜ話の展開が読めてしまうのか? これは実に単純なことでして、お話がリニア(直線状)なレールの上を突っ走っているだけだと、話の先の筋や結末まで丸分かりになってしまいます。経路も終着点もあらかじめ分かってしまう物語なんて、面白くもなんともありません。

 具体例を挙げると、問題が持ち上がったはいいけど、ほとんど障害や抵抗もなしに、主人公があっさりと問題を解決してしまうような話です。

 数学のグラフを考えてみてください。X軸とY軸の間に坂のように直線的なグラフが描かれていたとすると、そのグラフがどのように伸びてゆくか、簡単に予想できてしまいます。これと同じことです。
 


 ここでちょっと科学的な話をするとですね、私達の脳は、いわゆる予想できる展開に伴う快感(報酬)に、簡単に慣れて、適応してしまうことが研究によって明らかにされています。予想できる展開というのは、脳にとっても「退屈」なものなのです。

 ですが、これがもし、脳にも予想不可能な展開であるならばどうなるでしょう? 予想不可能な展開を感じ取ると、脳は不安を感じ、緊張状態に入ります。また同時に、脳は安定した状態を好むので、展開が予想可能な状態に戻ることを期待します。そして、予想不可能な展開が予想可能な展開に戻ったとき、脳は非常に快感を覚えます。これは、不安や緊張から開放されたことによる、ドーパミンの分泌が原因で起こるのだそうです。よくホラー映画を見ていると、恐怖を煽るシーンから安心できるシーンに移ると、凄くホッとしますよね、あれこそまさに、脳が快感を覚えている瞬間なのでしょう。

 このように、予想不可能な状態→予想可能な状態に移ったときの報酬、というはとても大きいのです。
(脳に関する元ネタの記事はこちら)
http://wiredvision.jp/news/201101/2011012521.html



 では、予想不可能な状態を作り出すにはどうすれば良いのでしょうか?

 それはですね、登場人物はそう簡単には問題を解決できない、または解決できなさそうだ、と受け手に思わせると良いです。

 具体例を挙げると、恐ろしく困難な障害を発生させたり、絶対に生き残れなさそうな絶望的な状況に人物を追い込んだり、一筋縄では解決できなさそうなほどに人間関係をこじらせたり、今までの話の流れからは予想も出来なかった急展開を割り込ませたり、といったことが挙げられますね。この辺は「②人物の葛藤」と丸被りしているので、説明は割愛します。

 そしてお話の中で、そんな困難な障害を登場人物が解決し、人間的に変化を起こすと、受け手に大きな開放感と感動を覚えさせることができると思います。


 「人間ドラマ」を上手く描写するためにも、お話の組み立て方には気をつけましょう。
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