ものかき雑兵日記

アマチュアでライトノベルを書いたりしている、へぼい物書きのブログです。当ブログでは小説に関する話題や、AC(アーマードコア)に関する話題などを掲載しております。

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アーマードコア4 The saint of GA あとがき(のようなもの)

 ACwiki様にて連載させていただいていた「アーマードコア4 The saint of GA」 ようやく完結しました。

 今回はこの作品について、私が思ったことなどをあとがきにして書いていきます。



 えーっと、はい、ようやく終わりました、The saint of GA

 読んでみていかがだったでしょうか? 今回の作品は私なりに、技術的にも精神的にも、己の全てを出しつくして書いたつもりです。「テーマ性」だけでなく、「いかにして読み手を楽しませて、ハラハラドキドキさせるか」という部分にも力を注げたと思います。多分にドラマチックでお約束な部分もありますが、それ以外の部分は意外な場面もあったのではないでしょうか。

 今回の作品の課題は、「結末の読めている物語を、どうやって面白くするのか?」というものでした。だってAC4やってる人は、メノが主人公にやられちゃう(ハードモードの話ですが)って分かっているわけですし。そんな風に結末が分かっている話を、先が読めないように筋立てていくのは、かなり苦労しました。ですが、中々いい勉強になったと思っています。


 ぶっちゃけ今回の作品では、その辺の市販のラノベには負けないクオリティを維持できたのではないかと自負しています。そうでなければこんな記事書けないですしね。
 面白さは保証するから、お客さんよっといで(ry


 さて、話は変わって今回のお話のテーマなんですが、それをお話しましょう。

 The saint of GAは、贖罪の物語です。この話のテーマは「犯した罪で、裁かれない罪など無い」というものです。話の中でメノも、自ら犯した罪によって、自らを裁かれることになりました。犯した罪はいずれ、自分自身に返ってくるのだ――というのが、お話の骨子だったのです。

 ですが、このテーマには続きがあります。
 「だが、同時に許されない罪も存在しない」です。

 メノは最後に、ローディーに全てを許されました。苦しんだことで罪をあがなって、最後には幸せをつかみ取ったわけです。人間は誰でも罪を犯すけど、その罪が永久に許されないってこともない、ってことですね。なんか当たり前な感じもしますが。



 んで、このお話には元ネタがあったりします。
 それは、かの大文豪、ドストエフスキー作の「罪と罰」って本がそれです。
 「罪と罰」もまた、贖罪の物語です。ある青年が殺人を犯して徐々に追い詰められ、最後には己の罪を裁かれるというストーリーです。
 ですがこの主人公の青年(ラスコーリニコフっていうんですが)もまた、最後にはヒロインによって、その罪を許されるわけです。
 The saint of GAの発想の元は、この「罪と罰」のお話でした。もちろん細かいストーリーなどは全然違いますが。もし興味をもたれた方が居られたら、一読してみることをおすすめします(ただし、かなり読みづらい上にボリュームが凄まじいので、その辺は覚悟しておいた方がいいと思いますw)



 それと今回の話の主人公だったメノですが、いかがだったでしょうか? 実は私は、長編で女の子を主人公にするのは初めての試みでした。しかも当方は男ですから、異性の心境や行動を上手く表現できるかどうかに不安がありました(もちろん、今でもあります) メノは俺の嫁! とか言っていただけると嬉しいんですけどね(笑)


 今回のお話では、「AC4主人公とメノが戦ったのは、不幸な偶然が重なった、同士討ちの結果だった」ということにしました。なんでこんな風にしたかって言うと、AC4でのメノの出現があまりにも不自然だったからなんですね。だって、メノと主人公は同じGA側だし、それがハイダ工廠で鉢合わせするのはおかしい。するとメノがアクアビットかGAE側に寝返った? それだとメノが汚い裏切り者になっちゃうじゃない!
 ……という感じで、今回のような形に落ち着いた次第です。フロムのミッソンが強引すぎって話も(ry それに、メノに関する話は本編中では全く語られていませんでしたしね。そのあたりは自由にやらせていただきました。



 最後に今後の予定ですが、しばらく作品の執筆はお休みさせていただくつもりです。リアルが忙しくなりますし、それにいくつもネタがポンポン沸いてくるものでもないので。というか、今回の話でかなりネタが尽きました。作品を一本仕上げるだけでも、相当大変ですしね。

 AC小説も書くかどうかはまったくの未定です。ただ、小説を書くのをやめるわけではない、とだけ。




 さて、それではあとがきも終わりです。ここまで自分の作品を読んでくれた方、本当にありがとうございました。


 メノとローディーの幸せが、末永く続くことを願って。


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コメント

アルエットは俺の嫁(ry
前作に引き続きいい話でした、流石は雑兵師匠、読み易く続きが毎度気になって仕方がありませんでしt

雑兵先生の次回作にご期待してます!

  • 2008/09/21(日) 07:58:35 |
  • URL |
  • Rance #gHfcnEhs
  • [ 編集]

「罪と罰」は中学の時にあった学級文庫のを頭抱えながら読んでた記憶があります^^;

紙で出てたら買ってますよ^^

ハイダのアレはほんと謎でしたよね(==;すごく雑兵さんらしい結果でホッとしましたw途中ひやひやモンでしたよw3ヶ月間楽しませてもらいました。本当にありがとうございました。

  • 2008/09/21(日) 13:43:24 |
  • URL |
  • エン #-
  • [ 編集]

>Rance
 そっちかいwww
 ともあれ、そう言っていただけて、書き手冥利に尽きます。読み手の興味をそそるように努力はしていたつもりでしたので、その辺は成功でしょうか。
 次回作を書くかどうかもわかんないですが、読んでくれてありがとうございました。

>エン
 ありがとうございます、紙で出てたら、って言っていただけると本当に嬉しいですね。
 また、途中ヒヤヒヤさせたのは、まさにそういう気持ちを読者に持たせる狙いがあったんですw エンさんのその様子だとツボにはまったみたいですね、その辺はそれなりに評価できる出来になったのかな?
 ともあれ、ありがとうございました。

  • 2008/09/22(月) 13:23:53 |
  • URL |
  • 雑兵 #-
  • [ 編集]

はじめまして。
いやぁ、これぞ振り込めない詐欺。
その辺のラノベなどOBで振り切るクオリティですとも。
(詐欺と言ってますがいい意味ですので念のため)
wikiを見るたび続きが待ち遠しかったです。お疲れ様でした。
では最後にメノは俺の嫁・・・おや誰か来たようだ

  • 2008/09/22(月) 14:25:42 |
  • URL |
  • asurairu #Zr2/WiYY
  • [ 編集]

ハイダのアレはアクアビットとGAEがゴニョゴニョしてGAアメリカ所属であるメノを差し向けた共謀説を推す。だからこその「嘘・・・なのね…」というフロム脳。

  • 2008/09/22(月) 21:09:08 |
  • URL |
  • #-
  • [ 編集]

どうも、はじめまして。
OriginとGA、一気読みさせていただきました。
文章に惹きこまれました、それはもうAMSから光が逆流する勢いで。

これからのご活躍にも、期待してます。
最後に。残念だが自分の嫁はメイたn…おや、誰か(ry

  • 2008/09/23(火) 03:32:21 |
  • URL |
  • HK #-
  • [ 編集]

どうもどうも、お久しぶりです。
遅ればせながら、まずはThe saint of GAの完結、おめでとうございます。
あれだけの濃い内容を三ヶ月で書き終えるとは、さすがは雑兵さんです。
途中のメノは思わずこのまま死んでしまうんじゃないかとドッキドキでしたw 雑兵さんに上手に誘導されていたようですw
罪と罰は、学生時代に購入して「いやこれで僕も文学青年だね!」とのたまって、そのまま本棚の肥やしになっているのを思い出しました。機会があれば読んで見ます。
「AC小説も書くかどうかはまったくの未定」という一文があるにも係わらず、僕は次回作を楽しみにさせていただきます。それではー。

  • 2008/09/23(火) 22:17:45 |
  • URL |
  • くちなわ #-
  • [ 編集]

>asurairu
 はじめまして。そっちの意味で詐欺といっていただけて光栄です(笑)
 そうですね、wikiを見るたび自分の小説を期待していただけていたのなら、非常に嬉しかったです。やはり読み手に飽きられた作品なんて、箸にも棒にも引っかからないですから。
 しかしメノを嫁にするには、まずローディーさんを倒していかないと(ry

>ハイダのアレは~
 そうですね、自分もそっちの可能性を最初に考えて話を作ろうかなと考えていました。最初に見た感じではそれが一番しっくりきそうな話ではありましたし。
 ただ、どうしても自分の中にあったメノ像とストーリーラインがどうしても噛み合わず、変更せざるを得なかった次第です。こればっかりは曲げられませんでしたしね。

>HK
 はじめまして。ありがとうございます。惹き込まれるとまで言っていただけて、これだけ作品を苦労して書いた甲斐もあったというものです。ただしAMSから光が逆流すると、もれなくフラジールがオマケに(ry
 しかしHKさんはメイ派ですかww自分のメイのイメージはment氏のあのイラストがすごく焼きついているんですよね。
 ( ゚∀゚)o彡゜おっぱい!おっぱい!

>くちなわ
 お久しぶりですくちなわさん。お祝いの言葉、ありがとうございます。
 実際三ヶ月というのは執筆「自体」にかかった時間だけであって、構想も含めると+二ヶ月はせんといかんです。つまり合計五ヶ月はかかってる計算ですね。ちょっとこのペースは遅かったなあ、自分では反省することしきりです。作品一本を三ヶ月以下で書ききれるようになりたいものです。
 メノに関してはまさにそれが狙いでした。先が見えているはずなのに、なぜか見えない、だから余計ハラハラするという相乗効果を生み出させられるのではないか?というのが私の考えでした。これも初めての試みでしたが、どうやらそれなりに上手く行ったようですねw
 罪と罰は面白いですよ、ただすんごい読みにくくて重いから、最近のライトノベルを読みなれた人たちなどには合わないかもしれません。ああいう重苦しい雰囲気を好む読者向け、ということになってしまうのですかね。
 最後に予定ですが、本当に未定です。というか何も考えてないです。期待されるのはむずがゆいのですが、ちょっと落ち着いて自分自身のことを見つめなおして、次の作品につなげていきたいと思っています。

  • 2008/09/24(水) 18:58:22 |
  • URL |
  • 雑兵 #-
  • [ 編集]

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