クレイドルとは?
クレイドルとは、ACfAに登場する超巨大航空機です。複翼を持つ特異な形状の全翼機(胴体も全てが翼になっている航空機)であり、ゲーム中から推測するに、その大きさは全幅で数キロ、全長一キロほどではないかと推測されます。1グループにつき5機の編隊で飛行しており、この1グループを「クレイドル03」のように番号で呼び、管理しているようです。
クレイドルは、汚染された大地を捨てた人々が暮らす生活の場です。恐らくは半永久的に空を飛び続けることを想定して、建造された機なのでしょう。着陸することは全く想定していないと思われます。
大地は恐らくコジマ粒子によって致命的なまでに汚染されているために、このような超高空が生活の場として選ばれたのでしょう。ここから考えれば、コジマ粒子はある一定の高度からは、上昇しないことが分かります。
クレイドルは、いわゆる選ばれた人々が暮らす場所です。おそらくは企業の関係者、もしくは上層部は、すでにほとんどがクレイドルに移ってしまっているものと思われます(劇中でも、クレイドルの完成と同時に、GA本社は放棄されていました)
ここからも、地上の汚染の度合いはかなり深刻なレベルであることが分かると思います。何しろクレイドルの完成と同時に、あれほど大規模な施設を躊躇なく放棄するほどです。地上に残された人々の平均寿命は、クレイドルに暮らす人々と比べてかなり短いのではないか、と思われます。
クレイドル自体は、動力炉を持ちません。クレイドルの消費するエネルギーは全て、地上に建設されたエネルギー施設「アルテリア」から伝送されます。地上のアルテリアがどのような形でクレイドルにエネルギーを送っているのかは何も語られてはいませんが、最も有望なのはマイクロ波などの電磁波ビームではないかと思います。
ただ、このアルテリアはコジマ技術の産物らしく……使用すれば使用するほど、地上の汚染が広がってゆくといわれています。劇中でもコジマ反応の光を放っていましたし、恐らくはコジマ反応炉とマイクロウェーブ発振器が一体となった装置ではないか、と考えられます。
クレイドルには数十基の推進エンジンが搭載されていますが、これらは全てアルテリアからのエネルギーによって駆動しています。恐らくは、アルテリアからのマイクロウェーブを電力に変換し、それを使ったアークプラズマジェットによって推進しているのではないかと考えられます。
ACwikiには大気中の水分を電気分解して、水素としてからエンジンを駆動させている、という表現がありましたが、ここから、水素ジェットエンジンである可能性もあります。
クレイドルへの交通手段ですが、恐らくは航空機が使われているものと思われます。そのため、クレイドル内部のどこかに、航空機を収容するためのベイがあるのではないかと推察されます。
……と、まあ、ここまで書いてきたわけなんですが。実は最大の問題があります。
それは、クレイドルは一機につき、二千万人が暮らしている、ということです。
……
……いや、多すぎでしょ。どう考えても二千万人が暮らせるだけの大きさは(汗
例えば、機動戦士ガンダムで有名になったオニールの宇宙島(ガンダムに出てくる宇宙コロニーです)は、全長30km、直径6kmの筒です。そして、このコロニーは一基につき一千万人の居住を想定しています。
クレイドルは全長一キロ、全幅数キロほどです。内部が複数の階層に分かれているとしても。しかも人口は宇宙コロニーに比べて2倍。
どう考えても、面積が足らん!!
もしこの大きさに二千万人を入れようとしたら、本当にぎゅうぎゅう詰めになってしまいます。
ですが、一機につき二千万人という数字は公式のものです(オールドキングのセリフから)
そこで、一つの仮説を立ててみました。
それは、クレイドル内部の人々は、何らかのポッドに入った状態で安置されているのではないか? ということです。マトリックスばりに。
体は動いていませんが、脳はクレイドルのネットワークに接続され、仮想空間上で生活しているのではないかな、ということが考えられます。
仮想空間なら、コンピューターの記憶ストレージが許す限りのスペースを確保できます。その中に、実物と違わぬ自然に溢れた空間や、町並みを再現して暮らすことができれば、精神的な健康も保たれるでしょう。また、遠くの人(離れたクレイドルの住人)とも、まるで近所に暮らしているかのように話すこともできます。
また、酸素や水、食料などを起きているときに比べて浪費しないという点でも有利です。食事さえも仮想空間上で再現できるようになっていれば、現実で起きている必要はほとんど無いわけです。
これならば、あのクレイドルの大きさにつき二千万人を収容することも不可能ではないでしょう。
劇中でも、主人公のオペレーターが言っていますね。「そして人は、ゆりかごで空を飛び続けるか」と
クレイドルは悲惨な下界を眼下に、幸福な夢を見続ける人々を運ぶ、文字通りの「ゆりかご」だったのではないでしょうか。
